前回のブログでお伝えしました太陽光発電システム設置工事の現場(大牟田の現場です)から工事2日目の様子をレポートします。工事は昨日、12月14日に行いました。
前回の屋内工事に引き続き、今回は屋根の上に太陽光パネルを取り付けて行く工事です。
(工事1日目のレポートはこちらからどうぞ→『太陽光発電システム設置工事(1日目)』)
屋根葺き材の種類によってパネルの取付け方法に違いがありますが、こちらの現場は瓦葺き屋根(平板瓦)への施工です。
工事着手前の全景です。
昨日までの雨とは打って変わって、とても気持ちの良い天気になりました。
まさに太陽光発電の工事日和です。
作業はまず「支持金具」の取り付け位置を出すことから始めます。
支持金具とは、太陽光パネル(とパネルを乗せる架台)を屋根に固定するための金具のことです。
次に支持金具を取り付ける並びの瓦を一旦取り外します。
こちらの現場では縦方向に4ヶ所支持金具が取り付きますので、4列分作業を行いました。
支持金具を取り付けた後、瓦はもとのところに戻しますので、近くに並べて置いておきます。
あらかじめ決めておいた場所に支持金具を取り付けていきます。
支持金具を取り付け終わったところから瓦をもとに戻していきます。
瓦をもとに戻し終わると、次は太陽光パネルを乗せる「架台」の取り付けにかかります。
支持金具の位置にあわせて架台を並べているところです。
横方向に張った紐で位置を確認しながら、架台を支持金具に固定します。
架台の設置が終わると、いよいよ太陽光パネルの取り付けです。パネルの方向を確認しながら並べていきます。
ちょっと見ただけでは分かりませんが、パネルには方向がありますので、間違えないように注意しなければいけません。(裏側の配線に決まった方向があります)
パネルの取り付け状況を後ろから見るとこういった感じです。
パネルの裏側にある配線を隣り合うパネルと接続します。
太陽光パネルと架台を専用の金具で固定します。
太陽光パネルを固定したら、次にアース金具を接続していきます。
最後にパネルとパネルの間にカバーをはめ込んで取り付け完了です。
太陽光パネルの取り付けが完了しました。三菱電機製の185Wの太陽光電池モジュールを45枚、合計で約8.32kWのシステムです。
この後、試運転を行って作業完了、となるはずでしたが、この時点で太陽が沈んでしまっていたため、試運転は後日行うことになりました。
あとは九州電力の余剰電力量計の取り付けが終われば、系統連系して太陽光発電システムの運転を開始することができます。
投稿者:圓佛 明
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以下、後日追記しました
【サイト内の関連ページへのリンク】
○屋内工事:太陽光発電システムの設置工事(1日目)
○試運転:太陽光発電システムの試運転