今日の午前中、太陽光発電システムの試運転を行いました。左の写真はパワーコンディショナの設定を行っているところです。
パワコンの設定が終わって太陽光発電用のブレーカを上げると、300秒のカウントダウンが始まります。
ちゃんと発電するだろうかとドキドキしながら待つこと300秒=5分、無事にシステムが稼動して発電しはじめました。
モニター画面の数字が見えるでしょうか。
この瞬間の発電量は左側のモニターが3.2kW、右側が2.8kWと表示されています。合計で6.0kWの電力を発電していることになります。(左と右で発電量が違うのは接続されている太陽光パネルの枚数が違うからです。)
こちらの現場の場合、システムの最大出力が8.32kWですので、6.0kW÷8.32kW≒0.72となり、この瞬間は最大出力の約72%の発電をしていることになります。
ちなみに、最大出力は発電ロスがゼロの数値です。実際は、日射などによるパネルの温度上昇、配線抵抗などのロスが発生します。そのため最大出力の70~80%が実際の発電量の目安となります。(100%は発電しません)
今日の大牟田市は空にところどころ雲がありましたので、太陽が雲に隠れたり出てきたりするたびに、モニターに表示される発電量も刻々と変化していました。(当たり前のことなのですが、実際に目の当たりにするとちょっと感動します。)
建物外部の電気メーター横に取り付けられた余剰電力用のメーター(九州電力に売った電力量をカウントします)を見てみると、太陽が出てきて日射量が多くなると、クルクルとまわり出します。
こうなって来ると明日からのお天気が気になりますが、・・・今日の11時現在の予報では来週のはじめくらいまで曇りの日が続きそうです。う~ん、残念。すっきりピーカンの日が続いてほしいものです。
工事中の様子も下のリンクからぜひご覧ください。
○屋内工事:太陽光発電システムの設置工事(1日目)
○屋外工事:太陽光発電システムの設置工事(2日目)
投稿者:圓佛 明