住宅用太陽光発電システム
既存の住宅に太陽光発電システムを設置した事例です。
システム概要は次のとおりです。
○メーカー:三菱電機
○最大出力:8.32kW(185.0W/枚 × 45枚 = 8325W ≒ 8.32kW)
○工事期間:3日間(屋内・屋外工事、竣工点検および試運転)
太陽電池モジュールの設置(屋外工事)
切妻屋根の南側一面に太陽電池モジュールを設置しました。
(パネル一枚一枚のことを「太陽電池モジュール」といいます)
太陽電池モジュール設置工事の手順はこちらからご覧ください。
右下の写真は接続箱と呼ばれる機器で、太陽電池モジュールの一枚一枚で発電した直流電力を一つにまとめてパワーコンディショナに送り込む装置で、雷などの過電圧からシステムを保護する役割も併せ持っています。
パワーコンディショナなどの設置(屋内工事)
窓上のいちばん右側が太陽光発電用ブレーカで、その横にパワーコンディショナを2台設置しました。
パワーコンディショナとは、太陽電池で発電した直流電力の電気を、家庭で使う交流電力に変換する装置です。
パワコンの設置場所は、メーカーによって屋内型と屋外型とがありますが、三菱電機は屋内設置型です。今回は脱衣所・洗面所に設置可能な耐湿構造タイプのパワコンを採用しました。
右側のパワコンに太陽電池モジュール18枚分が接続され、左側のパワコンに27枚分が接続されています。(太陽電池モジュールの枚数が少ない場合はパワコンは1台になります)
窓の左側下端に2つ並んでいるリモコンのようなものがパワーモニターで、瞬間発電電力量、積算発電電力量、CO2削減量などを表示します。
パワコン設置など屋内工事の様子はこちらからご覧ください。