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リフォーム工事現場で「特定構造・防水検査」を受検しました。

今日は午後から筑後市の外部塗装リフォーム工事現場で建物の検査を受けました。

今回検査を受けたのは、昭和住宅で平成10年に新築工事をさせて頂いた住まいです。

 

検査の内容は、①住宅リフォーム瑕疵担保責任保険の現場検査②特定構造・防水検査の2種類で、(財)住宅保証機構の検査員が検査を行います。(今回ははるばる福岡市内から筑後市まで検査に来られました)

 

まず、①の現場検査は「住宅リフォーム瑕疵担保責任保険」という任意加入の保険に加入するために、今回リフォーム工事を実施した部分(屋根瓦・外壁・軒天井・破風・雨樋などの塗装と外壁目地の防水工事を実施しました)について実施される検査です。

 

検査員から弊社工事担当にヒアリングがあり、その後目視による現場確認を行い検査完了。

 

引き続き、今回の本題、②の特定構造・防水検査です。

 

通常、住宅リフォーム瑕疵担保責任保険に加入しようとする場合は①の検査のみなのですが、今回のリフォーム工事は「既存住宅流通活性化等事業」(国の補助事業)の対象工事となっているため、②の検査にも合格しなくてはいけません。

 

②の検査は建物全体が検査対象となります。(リフォームした部分以外のところも検査します)

 

まず、柱や床が傾斜していないかを検査。写真はレーザーレベルを使った柱の傾きの計測状況です。

 

この後、場所を変えて検査員が同じように傾きをチェック。結果はすべて「異常なし」でした。

さらに建物内部に雨漏りの形跡などがないか、くまなく目視検査。

 

 

 

続いて、小屋裏の確認です。

 

小屋裏点検口から投光器で中を照らしながら目視検査。

 

こちらも雨漏り跡、著しいひび割れ、劣化などの異常は無く、次の検査部位へ。

 

 

 

 

 

 

 

次は床下点検口から基礎、土台、床組みなどの検査。

 

検査員が目視にて基礎のひび割れ、土台の劣化、白蟻の被害(蟻道の有無)などが無いことを確認。

 

さらに鉄筋探査機を使ってベタ基礎底版の配筋を確認。200mmピッチで配筋されていることが確認されました。

 

 

 

 

 

 

 

これは基礎立ち上がり部分の配筋の確認状況です。

 

以上のような流れで確認作業が終わった後、最後に検査員から結果の説明があり、「とくに指摘事項はない」ことが告げられ、無事に検査終了となりました。

 

事前に自主点検を実施していましたので、検査に対して不安はなかったのですが、やはり「検査」というのは緊張するもの。無事に終わりひと安心です。

(自主検査の様子は以前のブログ記事『既存建物の現況確認(「特定構造・防水検査」前の自主点検』をご参照ください)

 

 

あとは住宅リフォーム瑕疵担保責任保険(名前長っ!)の書類手続きと補助金の実績報告書の提出が待っています。。。

 

最後に、ちょっとだけ、営業させてください。

 

昭和住宅は、「既存住宅流通活性化等事業」の補助事業者として第1期(平成22年6月11日~平成22年9月30日)に引き続き第2期(平成22年10月1日~平成22年12月31日)も採択を受けました。

 

補助金を受けとるにはいろいろと要件がありますが、補助率25%とたいへん魅力的な内容となっています。

 

詳しくは弊社スタッフまでお問い合わせくださいませ。

 

投稿者:圓佛 明

 

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