先日から外部(屋根、外壁)の塗装リフォームをさせて頂いている荒尾市の現場の様子をお伝えします。
今回のリフォーム工事は「既存住宅流通活性化等事業(第2・3期リフォーム工事タイプ)」の対象工事となっています。
この事業は①構造または防水工事を含む工事、②リフォーム瑕疵保険への加入、③保険法人が実施する「特定構造・防水検査」に合格すること、④住宅履歴情報(リフォーム工事の図面など)を保管・管理すること、などの要件を満たすリフォーム工事に25%の補助金が出るという国交省の補助事業です。
ちなみに、もう一つ他の現場(@大牟田市)でも、この補助事業の対象工事が同時進行中です。
まずは、屋根の塗装工事の様子からお伝えします。
左の写真は、瓦に付着した汚れや浮き上がった古い塗膜などを取り除いているところです。この作業を「ケレン」といいます。
これをしっかりやっておかないと、新しい塗料が瓦に接着せず、短期間で剥がれてしまうことになります。
目立たない作業ですが、一切手は抜きません!
次は瓦を水洗いしているところです。
高圧水できれいに洗浄していきます。
続いて、外壁に移ります。
年数が経つと外壁目地や窓まわりのシーリングが劣化してきますので、塗装をする前に古いシーリングを除去して新しいものに打ち替えます。(シーリングが劣化したままだと、雨水の浸入経路となってしまい、建物の耐久性に悪影響を与えてしまいます)
左の写真は古いシーリングを取り除いた後の状態です。
その後、目地に新しいシーリング充填した状態です。
この上から塗装をしていきます。
これは「シーラー」と呼ばれる塗料で下塗りをしているところです。
外壁材とこれから新しく塗る塗料をくっつける接着剤のような働きをする材料です。
今日のところはここまでです。引き続き現場の進捗にあわせてレポートしようと思います。
では。
投稿者:圓佛 明