はやいもので今日から3月。
「二月は逃げる」とはよく言ったものですねぇ・・・。
さて、今日は福岡で開催された「住宅の外皮と設備の省エネ計画講習(改正省エネルギー基準の解説)」を受講してきました。
この改正省エネ基準は、住宅については今年(平成25年)10月に法施行される予定です。(ただし平成24年12月4日からスタートした「低炭素建築物の認定制度」ではすでに改正省エネ基準が使われています)
そして、2020年にはこの改正省エネ基準がすべての新築住宅に適用される予定です。
つまり、これまであくまで努力目標だった省エネ基準が2020年以降は義務化される(=最低限度の基準になる)ということです。
昭和住宅では、これまで新築住宅については現行省エネ基準(H11年基準)または住宅事業建築主の判断基準(住宅トップランナー基準)に適合する省エネ性を備えた住まいを標準としてきましたが、今後は新しい基準の評価方法を取り入れていきます。
ただし、改正省エネ基準は2020年の最低基準ですので、これより一次エネルギー消費量がマイナス10%の「低炭素建築物の認定基準」を標準的にご提案したいと思っています。
(建築予定の地域によっては低炭素基準に適合しても”認定”を受けられないこともありますが・・・)
写真に写っている分厚~いテキストのポイントはザックリ言いますと次の2点です。
①外皮(天井、壁、床、窓など)の断熱性能は現行基準(H11年基準)と同レベル
②設備(暖冷房、換気、給湯、照明など)の省エネ性を加味して「一次エネルギー消費量」で評価
ちょっと大雑把すぎますかね。。。
丸一日の講習会でしたが、省エネや温熱計算関係の話は嫌いじゃない(笑)だけにあっという間の一日でした。(じつは私の卒論テーマはコンクリートの熱伝導に関するものだったんですよ~)
さて、次回のブログでは本日のお昼ご飯をご紹介しようと思います。
それでは、また。
投稿者:圓佛 明