今日で9月も終わり。気候もようやく秋らしくなってきましたね。
さて、今回は休日ネタです。秋分の日に家族で八女に行ってきました。
八女は古くから和紙づくりが盛んだったそうです。
柳宗悦の著書「手仕事の日本」には次のように記されています。
・・・九州第一の紙の郷土は筑後国八女郡でありまして、矢部川に沿う村々で盛に漉かれます。・・・
そんな訳で、八女伝統工芸館(八女手すき和紙資料館)で子供たちと一緒に和紙の手漉き体験をしました。
写真は指導を受けながら和紙を漉くうちの長男です。
体験用の小さな簀桁でしたが、すくった材料を偏らないように均すのは難しかったです。
その後、押し花を並べるところまでで体験は終了。あとは資料館の方にお任せです。
これが完成した和紙の栞と葉書です。(その日のうちに受け取れます)
なかなか上手に押し花を並べてますねぇ(親バカw)
そして、和紙の質感。いいですねぇ。
和紙づくりの中のほんの少しの工程ですが、子供たちと一緒に体験できてよかったです。
また、その日は八女伝統工芸館の近くの宮野町福島八幡宮で「八女福島の灯籠人形」の公演があっていました。(なんと260年以上の歴史があるそうです!)
物語の内容を理解できるか心配でしたが(笑)、公演前に物語の解説があってよかったです。
写真のとおり昼間の公演を観ましたが、日が落ちた後のほうが雰囲気があってよさそうだな、と思いました。
八女の歴史と伝統に触れた秋分の日でした。
それでは、また。
投稿者:圓佛 明