先日、山鹿市にある八千代座へ行ってきました。
下調べもせずに行ったのですが、この日は運良く催し物がない日で建物の中を見学することができました。
(建物内部の写真撮影もOKでした)
明治43年に建てられ、平成8年から平成13年にかけて大規模な修復工事がされたという八千代座。
歴史を感じさせる、なんとも言えない趣きがありますね。
客席がいっぱいになって、芝居が演じられる様子を想像するだけで胸が高鳴ります。
ちなみに、昔は一枡に8人が座っていたそうです。まさにすし詰め状態・・・。
そして、舞台の上では桜吹雪を降らせるというサービスが。
みなさん写真撮ってますね(笑)
これは舞台の下。
なんと、舞台を廻すのは人力。
(横綱・朝青龍はひとりで廻したそうです!)
これは役者控室から花道の奥にある鳥屋(とや)という小部屋へ通じている地下通路です。
3月の公演のときには市川海老蔵もここを通るんでしょうかね~。
外観は見てのとおり和風ですが、屋根を支える骨組みは洋小屋(トラス構造)でつくられています。
大スパンを支えるには和小屋より洋小屋のほうが適しているからでしょう。
(八千代座の向かい側にある資料館に構造躯体(骨組み)の模型がありました)
八千代座周辺の街並みも古い建物が残っていていい雰囲気でした。
今度ゆっくり街歩きしてみたいです。
それでは、また。
投稿者:圓佛 明