みやま市瀬高町に建つ、人と環境にやさしい住まいです。躯体の断熱性能を高め(Q値=1.86W/m2・K)、さらに夏期の風通しのよさや庇による日射遮蔽にも配慮しました。高効率エアコン、LED照明、高効率給湯器、太陽光発電システムなどを組み合わせてゼロ・エネルギー住宅(ZEH)を実現しました。
(国土交通省 平成24年度住宅のゼロエネルギー化推進事業 採択案件)
まるで家具のように空間になじむキッチン。側面と背面の木目パネルは造作しました。
キッチンのバックガードを少し立ち上げることで、開放感と手元を隠す配慮を両立。リビングの奥には、小上がりの畳スペース(3帖)を設けました。LDKの十分な通風を確保するため、畳スペースに縦スリットすべり出し窓を並べて配置しました。
ダイニング脇の書斎兼パソコンルーム。壁面いっぱいの造作収納は棚板の高さを調節できます。カウンター側の壁面はマグネットホワイトボードを貼っています。
洗面脱衣室にも造り付けの収納棚を設けました。これも棚板の高さが調節できるようになっています。
玄関ホール脇には家族用のシューズクローク。玄関土間(タイル部分)との出入り口は引戸(吊戸)で仕切ることができます。(写真は引戸を開いた状態です)
空気がこもりがちなシューズクロークの中は、上げ下げ窓を2面に配置して通風に配慮(この写真には1面しか写っていません)。縦長の窓から奥のほうまで明るい光が届きます。